共生社会にむけて

ドグマと化す政治思想と外交史観

ドグマは自己無矛盾な教義で正義と結びつく。現代日本には軍拡・文化的ナショナリズム・平等主義の三類型があり、日米・日中・東南アジア認識も各立場で大きく異なる。各々は国家観と国際秩序観の差から対立し、同一対象でも解釈が分岐する。
予備校について

編入予備校の「テキスト」とは一体どういうことなのか?

予備校のテキストとは、予備校が「落ちたくなかったらこれを読みなさい」と提案するものですから、当日の実力発揮を確約するものです。とても強い情報財だと思います。
基礎講座

身体とは何か――「つくられる身体」という視点

私たちは「身体とは何か」と問われたとき、つい腕や脚、胴体、頭といった部分の集合として理解してしまいがちです。確かにそれは身体の一側面ではありますが、そのような見方だけでは決定的に重要な点を見落とすことになります。
小説(2025年度)

小説・魔法の鏡台

千年の魔女は娼婦の顔を写すとき何を思うのか? アリサは二十歳の娼婦。――娼館の鏡が気に入っていた。カクヨムコンテスト11【短編】・中間選考通過作品。
予備校について

編入試験対策として受験生はAIとどうかかわるべきか? ――予備校の言い分との距離感

 最終的な理解は、やはり本を読み、自分で考えることによってしか得られない。しかし知識への入口を広げるという点で、AIはこれまでになかった学習ツールである。編入試験という独特の受験においても、この新しい道具をどう使うかが、これからの学び方を左右する一つの要素になるのかもしれない。
小説(2025年度)

小説・さくらいろのあお

社交的だけど引っ込み思案な将棋部員・村家沙織のアオハルラブコメディ。
小説(2025年度)

小説・ハシビロコウの王子様

 ある動物が、地球からいなくなることを、絶滅といいます。 とても数が減って、いつかいなくなりそうな動物を、絶滅危惧種といいます。 科学者たちは、いなくならないように研究をしています。 岐阜大学の先生です。
小説(2025年度)

小説・上野広小路

地上五、六十センチメートルの高さから見える世界は、俺の人生の残り時間を磨り潰して無くすために用意されたものだ。煙草の吸殻だったり、吐き捨てられたガムだったり、踏まれ続けて真っ平になった物体は、とっくにアスファルトと同化している。
小説(2025年度)

小説・空蝉

 高校の野球部。――夏休みのグラウンドの隅から、さらに外れた所に一年生の部員。俺は、身体は大きく、中学時代は四番打者だった。しかし、全く練習に興味が持てない。何の気なしに高校も野球部に入ったが、思いのほか厳しく、すっかり情熱を失って、ただ時間を潰しているだけ。
小説(2025年度)

小説・時計台のピエロ

達哉の明るい声と清恵の丁寧な口調――しおりは、両親の愛情を受けて育つ。――しおりが少しだけ知っていること。 村木家は生活保護受給者世帯で、父・達哉と母・清恵は二人とも精神障碍者ということ。両親は十五年前、同じ病院のリハビリ施設で出会った。