基礎講座

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国際社会を理解するキーワード・用語68(中学公民+)

国際社会を理解するための必須キーワード集です。中学と高校の授業で習うものです。難易度が無印の用語と解説の出典は中学公民から、難易度が+印の用語と解説の出典は高校公民科から。
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朱子学

朱子学の「性即理」とは、孟子の性善説を基にした説で「人間には善性が生来備わっている」という考え方と対立しない。天には「理」があり、すべての人間が天から「命」として「性」を賦与されている。
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ハンナ・アレント(1906~1975)の政治思想

アレントの「政治的」とは「公的」と同義であり、公的領域と私的領域とを厳密に区別した。公的領域は、市民が平等に参加し、相互に関わる政治空間である。私的領域とは諸々の経済活動を押し込めた領域である。公的領域に、私的利益の折衝が登場することは否定され、批判される。
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西周(1829~1897)の政治思想

西周は、「軍人勅諭」起草者として日本の軍国主義化の進行に大きな影響を与えた人物と理解されていることも多いが、明治前期の国内秩序に軍隊を、軍人社会の暴力から遮断された平常社会を設立することを念頭に、組み込むことに悩んだ人物でもある。
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法は国境を越えるか――法の継受と国際法の「法らしさ」

最後は、法と政治の射程を国境の外へ広げます。他国の法体系を導入することは「法の継受」と呼ばれ、継受法と固有法、母法国と子法国という整理が示されています。代表例として近代西欧のローマ法継受が挙げられ、さらに英米法系がイギリスで生成・発展し、アメリカなどに継受された、という説明もあります。
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国家はどこまでやるべきか――自由国家と社会国家、民営化の論点

政治と法は、国家が何を担うべきかという役割の線引きで交差します。国家類型として、外交・防衛・治安など最小限の条件整備を役割とする自由国家(夜警国家)と、国民生活に積極的に介入して社会福祉の維持・拡大や経済調整に努める社会国家(福祉国家)が整理されています。
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裁判のしくみ――民事訴訟の流れと「手続の正しさ」

法は実体(権利義務)を定めるだけでなく、紛争をどう解決するかという手続を持っています。民事訴訟では、原告が訴状を提出して訴えを提起し、その後、争点及び証拠の整理手続を経て、口頭弁論、証拠調べへ進み、判決に至る、という骨格が示されています。
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刑罰と人権――罪刑法定主義・一般予防・謙抑性

この回で押さえるべきは、刑罰論が「犯罪者をどう罰するか」ではなく、「国家がどこまで人に介入できるか」という統治論でもあることです。だから刑法は政治学とも接続し、自由民主主義が掲げる権力制限の原理と連動します。
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「法の支配」と「法治主義」――統治を縛るルールの意味

正義を軸にすれば国家権力への抵抗根拠が強まりやすい一方、手続を軸にすれば予測可能性と制度の安定が高まりやすい。
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世論とメディア――「形成される世論」を前提に考える

現代政治を理解するには、世論とメディアの関係を避けて通れません。世論は流動的であり、誘導されうる側面があるとされ、メディアは世論を「キャッチする」だけでなく「形成」もする、と整理されています。