みらい学習室編集部

小説

小説・LIGHT UP ALL THE STARS YEAH

――今日は、妹の誕生日だ。 俺は、池袋の集合住宅の一室を今月、引き払う。 鶯谷へ向かう満員電車の中で見知らぬ誰かと身体がぶつかる。「すみません、ね」 耳に入る自分の声も、本当はどんな音なのだろうな?
基礎講座

江戸の町――リサイクル意識の高いコンパクトシティ

もちろん、古い時代の話ではある。しかし、江戸の町には紙屑・古着を買う業者、古傘を買う業者、灰を買う業者など、現代でいうリサイクル業者が大勢いた。それが江戸の町のコンパクトさによって促されていた。――欲しい人がすぐに見つかるのだ。
小説

小説・上野広小路

地上五、六十センチメートルの高さから見える世界は、俺の人生の残り時間を磨り潰して無くすために用意されたものだ。煙草の吸殻だったり、吐き捨てられたガムだったり、踏まれ続けて真っ平になった物体は、とっくにアスファルトと同化している。
小説

小説・空蝉

 高校の野球部。――夏休みのグラウンドの隅から、さらに外れた所に一年生の部員。俺は、身体は大きく、中学時代は四番打者だった。しかし、全く練習に興味が持てない。何の気なしに高校も野球部に入ったが、思いのほか厳しく、すっかり情熱を失って、ただ時間を潰しているだけ。
小説

小説・時計台のピエロ

達哉の明るい声と清恵の丁寧な口調――しおりは、両親の愛情を受けて育つ。――しおりが少しだけ知っていること。 村木家は生活保護受給者世帯で、父・達哉と母・清恵は二人とも精神障碍者ということ。両親は十五年前、同じ病院のリハビリ施設で出会った。
小説

小説・岩窟の鷹

主人公・高山健吾は人材派遣会社の内勤アルバイトだ。スタッフの浮き沈みを扱う彼の独自の思考と暮らしの物語。
受験対策

スケジュールを立てることで知能を凌駕する学力になる

知能を越えて学力を高く持ちたければ、スケジュールを立て、自分自身を拘束し、計画的に負荷をかける必要があるのです。自分で自分の学力を建設するのです。今、この記事を読んでいる貴方は、貴方かもしれない、しかし貴方の学力の建設現場作業員に過ぎない、一介の者なのです。
基礎講座

経営学

今から、二十余年前の事です。筆者は経営学部だから社会勉強でバイトをしているのだろうと思いました。確かに彼は経営学部の学生として典型的です。学生のうちに様々な業務体験をして、問題意識の肥やしにする――筆者は、彼から様々な漫談を仕入れましたが、きつねうどんをタダで食べるが如きものです。
基礎講座

労働を取り巻く諸問題――企業と雇用政策

ブラック企業いわゆる「ブラック企業」とは、危険な長時間労働で人を消耗させたり、入社後に恣意的な選抜をして実質的に追い出したりする企業を指す。求人票に「当社はブラックです」と書かれることはないため、求職者は企業の内情を十分に知れないまま応募し...
基礎講座

ミクロ経済学――教科書は聖書ではない

2010年代の難関大学経済学部の編入学試験の過去問題から、重複する分野を11題、選んだ問題集になります。